就職や転職、受験などで英語力を証明するためにTOEICを受けなければならなくなった、という方は多いと思います。
TOEICは試験時間が2時間におよびます。長丁場なので、集中力を保つことができるか不安な方も多いのではないでしょうか?
また、TOEICを受けるのが初めての場合、この2時間の間、どのような流れで試験が進むのか疑問に思うことも多いと思います。
そこで今回は、試験に最大限集中できるよう、TOEICの試験の前日および当日に準備すべきことをご紹介します! また、試験のスケジュールについても詳しくご説明します!
TOEICで集中力を保つため準備すべきこと
試験前日にすべきこと
睡眠を十分取るべし!
TOEIC前日は早めに寝て、十分に睡眠を取るよう心がけましょう。人にもよりますが、7時間ほどの睡眠は取るべきです。
前述したとおり、TOEICでは2時間集中し続ける必要があります。そのため、しっかり寝て体力を蓄えておきましょう。寝不足などもってのほかです!
試験前日は夜遅くまで勉強して、少しでも詰め込みをしたいと思う方もいるでしょう。しかし、直前に知識を詰め込むよりも、当日に最大限のパフォーマンスができるようコンディションを整えたほうがスコアアップに繋がります。
試験当日にすべきこと
早起きすべし!
試験当日は早起きするよう心がけましょう。起床してから1〜2時間程度だと、まだ頭がボーッとしている方が多いと思います。そのような状態で問題を解こうとしても、本来の力は発揮できません。試験が始まる時間には頭がしっかり働ける状態になるよう、起床時間を調整しましょう。
朝食はしっかり取るべし!
試験当日は朝食をしっかり取りましょう。空腹のままだと、問題を解こうとしても頭が上手く働きません。
睡眠および食事をしっかり摂ることで、試験に臨むためのベストなコンディションを作り上げましょう。睡眠不足な上に、寝坊して朝食も取れないというのが一番良くないです。
当日の勉強は復習に留めるべし!
試験当日は、新しい単語や文法は覚えようとせず、これまでの勉強の復習をしましょう。
これまでTOEICの勉強をしていく中で、一度は覚えたけれど実は忘れてしまっていることは意外と多くあるものです。当日に勉強するならば、そういったものを復習するのが最適です。一度覚えたことのあるものなので、少し復習すれば簡単に覚え直せますよ!
新しいことを覚えようとするのはどうしても時間がかかります。せっかくの試験直前の時間にそのようなことに時間を費やすのは非効率です。
また、ふだんの勉強で以下のような準備をしておくと、試験直前に復習すべきことを効率的に見つけ出すことができます。
- 自分が忘れやすい単語や表現をノートにまとめておく
- 単語帳の間違えやすい単語に付箋をつけておく
試験会場に間食を持っていくべし!
TOEICの試験は13時〜15時に行われるので、朝食だけだとどうしても試験中にお腹が空いてしまいます。そのため、試験の直前に食べられる間食を用意しておきましょう。
ただし、間食をたくさん食べてしまうと試験中に眠くなってしまうので、軽く食べられるものが良いでしょう。チョコレートは、頭の働きを良くする効果があるのでおすすめです。
ただし、試験会場内では飲食禁止の場合が多いです。そのため、受付をする前に会場の外で間食を取ると良いでしょう。
TOEICのスケジュール
準備万端な状態で試験会場に到着すれば、いよいよ試験本番です。
ここからは、試験のスケジュールについて説明します。
タイムスケジュールは以下の通りです。
11:45~12:30 | 受付 |
12:30~13:00 | 試験に関する説明/リスニング音声のテスト |
13:00~15:00 | 試験 |
15:00~15:15 | 問題用紙・解答用紙回収 |
最大で11:45〜15:15の3時間半拘束されます。会場までの移動時間なども考慮すると、半日はTOEICに費やすと考えたほうがいいでしょう。
ここからは、スケジュールの各手順について詳しく説明します!
受付
11:45〜12:30の間に受付を済ませます。マイナンバーカードなどの身分証と受験票が必要ですので、忘れないようにしましょう。
受付時間は45分間と長いですが、なるべく12:00までには受付を済ますようにしましょう。
12:30に近づくにつれ、受付はだんだん混雑していきます。あまりギリギリに到着するとどうしても焦ってしまうので、余裕を持って到着しましょう。
受付が終わったら着席し、解答用紙の裏面に名前や受験番号などの個人情報を記載します。マーク式なので、間違えないように記入しましょう。記入にかかる時間は5分ほどです。
また、試験開始前にトイレも済ませておきましょう。受付と同様、12:30に近づくにつれてトイレも混雑してくるので、余裕を持って済ませましょう。
試験に関する説明/リスニング音声のテスト
12:30になると、試験に関する説明を聞きます。一般的なことを確認するだけなので、特に心配することはありません。
その後、リスニング音声のテストを行います。少しでも音声が聞こえにくい場合は、遠慮なく試験官に伝えてください。
試験
遂に試験本番です。試験時間は13:00〜15:00の2時間で、リスニング45分、リーディング75分の順に行われます。途中の休憩は一切ありません。
TOEICでは、限られた時間の中で大量の問題を解かなければなりません。そのため、時間配分をきちんと意識し、時間内にすべて解けるようにしましょう。
問題用紙・解答用紙回収
試験が終了すると、問題用紙と解答用紙が回収。問題用紙、解答用紙ともに持ち帰ることはできません。
その後、試験結果の発表日などの説明があり、試験は終了です。
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まとめ
今回は、TOEIC前日と当日に準備すべきこと、そしてTOEICの試験の流れを説明しました。
これさえ知っておけば、万全の体勢でTOEICに臨めるでしょう! これからTOEICを控えている方は、力を最大限発揮できるようコンディションを整えて試験に臨んでください!
1. TOEICで集中力を保つため、試験前日、当日に準備すべきこととは?
2. TOEICのスケジュールはどのようなものか?