【高得点が狙える】TOEIC本番のタイムマネジメントについて徹底解説。【900点ホルダーが解説】

TOEICを受ける上で最も大切なことの一つは、時間内にすべての問題を解くことです。

しかしTOEICでは、リスニング45分間で100問、リーディング75分間で100問を解く必要があり、かなりのスピードを要します。そのため、試験時間をうまく使うことが、スコアアップのために欠かせません。

そこで今回は、TOEIC試験日の持参物やスケジュール、問題形式とともに、試験中にどのような時間の使い方をすればいいのかを解説します!

目次

TOEICの持参物

TOEICを受ける際に持っていくべきものは以下の通りです。

  • 受験票(証明写真を貼ったもの)
  • 本人確認書類(顔写真付き)
  • 筆記用具(鉛筆orシャープペンシル+消しゴム)
  • 腕時計
  • マスク

2020年4月より、本人確認書類として社員証を使うことが不可になりました。これまで社員証を使っていた方はご注意ください。

忘れると試験を受けられない場合がありますので、注意しましょう。

また、時計は必ず腕時計を持ってきてください! カンニング防止のため、スマートホンの時計機能やスマートウォッチは使用できないです。

TOEICの試験日スケジュール

試験時間の使い方について考えるには、まず試験がどのような流れで進むのかを把握する必要があります。

TOEIC当日のスケジュールは以下の通りです。

11:45~12:30受付時間
12:35~13:00試験の説明・リスニング音声テスト
13:00~15:00試験
15:00~15:15問題用紙・解答用紙の回収

どの試験日、試験会場でもこのスケジュールで統一されています。

ここからは、各手順について詳細をお伝えします。

受付時間(11:45〜12:30)

試験会場に到着したら、まずは受付を済ませます。受付では、受験票と証明写真を提示します。
12:30ギリギリに受付に行くと混雑していることが多いので、早めに済ませたほうがいいでしょう。

受付を済ませたら席に着いて、机の上にある解答用紙のA面に記載の「受験者情報」に記入をしましょう。
同じく机の上にある「受験者のしおり」に指示に基づき、氏名や受験番号、生年月日などを書いていきます。所要時間は5分ほどです。

記入が終わったら、トイレを済ませておくと良いでしょう。試験中にトイレのために退出することはできないので注意してください!

試験の説明・リスニング音声テスト(12:35〜13:00)

12:35からは、試験に関する説明を聞きます。もちろんきちんと聞かないといけませんが、ごく一般的な内容ですので、そこまで不安に思う必要はありません。

その後、リスニング音声テストが行われます。リスニングテスト時と同様の音声が試験会場に流されます。
音が小さい、聞きづらいなどの問題があれば、遠慮なく手を上げてください。音量調節などの対応をしてもらえます。

試験(13:00〜15:00)

いよいよ試験本番です。リスニング(45分・100問)を行ったあと、すぐにリーディング(75分・100問)を行います。途中の休憩は一切ありません。

問題用紙・解答用紙の回収(15:00~15:15)

試験終了後、問題用紙と解答用紙が回収されます。問題用紙、解答用紙ともに基本的に持ち帰ることはできません。
これで試験の全行程が終了です。

TOEICの問題形式

TOEICで出題される問題の形式はあらかた決まっています。ここでは、リスニングとリーディングそれぞれの問題形式を紹介します。

リスニングの問題形式

リスニングはPart1〜4の4つのパートで構成されています。

  • Part 1  写真描写問題(6問)

1枚の写真を説明した文を4つ聞きます。4つのうち、最も適切に写真を描写している文を選びます。

  • Part 2  応答問題(25問)

1つのセリフとそれに対する3つの応答を聞きます。3つのうち、応答として最も適切なものを選びます。

  • Part 3  会話問題(39問)

2人または3人の人物による会話と、その会話に関する設問を聞きます。その後、設問の解答を4つ読み、その中から最も適切なものを選びます。

  • Part 4  説明文問題(30問)

アナウンスやナレーションなどの文章と、その文章に関する設問を聞きます。その後、設問の解答を4つ読み、その中から最も適切なものを選びます。

Part 1, 2は比較的易しく、Part 3, 4は難易度が高めで配点も高いです。

リーディングの問題形式

リーディングはPart 5〜7の3 つのパートで構成されています。

  • Part 5  短文穴埋め問題(30問)

短文の中にある空白に入れるのに最も適切な語句を、4つの選択肢から選びます。

  • Part 6  長文穴埋め問題(16問)

長文の中にある空白に入れるのに最も適切な語句や文を、4つの選択肢から選びます。

  • Part 7  長文読解問題(54問)

長文とその長文に関する設問を読み、設問の解答として最も適切な文を4つの選択肢から選びます。

Part 5, 6, 7の順に難易度が高くなっていきます。

TOEICの試験時間の使い方

リスニングの試験時間の使い方

リスニングは、45分間で100問の問題を解きます。音声に合わせて問題を解いていくので、自分で時間配分を意識する必要などはありません。逆に言うと、少し考える時間が欲しい場合などでもそのような時間を取れず、次から次へと問題が進んでいきます。

ここからは、パートごとの時間の使い方のコツについてご説明します。

Part 1での時間の使い方

Part 1では、はじめに問題の説明と例題が1分30秒ほど放送されます。この間に、問題の写真で描写されているものを把握しておくと良いでしょう。

Part 1全体でかかる時間は約3分で、問題数は6問です。1問につき平均30秒ほどで解きます。

迷ったら熟考しすぎない

ある問題で迷って考え込みすぎると、次の問題を聞き逃してしまう可能性があります。迷ってしまったらとりあえず置いておいて、すぐに次の問題に切り替えるようにしましょう。

Part 2での時間の使い方

Part 2では、問題の説明が手短に放送されたあと、すぐに問題に移ります。また、問題用紙に設問や選択肢の記載が全くないので、何かを事前に確認する必要はありません。

Part 2全体でかかる時間は約9分で、全部で25問です。1問につき平均20秒ほどで解きます。

Part 3, 4での時間の使い方

Part 3, 4では、はじめに問題の説明が30秒ほど放送されます。この間に、設問や選択肢の確認を行うとよいでしょう。

Part 3全体でかかる時間は約17分で、全部で39問です。1問につき平均26秒ほどで解きます。
Part 4全体でかかる時間は約16分で、全部で30問です。1問につき平均32秒ほどで解きます。

Part 4終了後、すぐにリーディングに進みます。

リーディングの試験時間の使い方

リーディングは、75分間で100問の問題を解きます。75分の試験時間を、受験者はどのように使ってもかまいません。そのため、受験者は最後まできちんと解けるよう、時間配分を意識して解き進めることが大切です。

しかし、自力で自分に最適な時間配分を一から考えるのは大変です。難しいと思った方は、以下の時間配分を参考にしてみてください!

パート問題数時間配分
Part 530問10〜15分
Part 616問10〜15分
Part 754問50〜55分

ここからは、各パートでの時間使い方について詳しく説明します。

Part 5での時間の使い方

Part 5では、10〜15分間で全30問を解くようにしましょう。平均すると、1問につき約20〜30秒です。
初心者であれば15分、上級者であれば10分での完答を目指しましょう。

Part 5は比較的簡単なパートです。なるべく早く終わらせて、残りのより難易度の高いパートに時間を残すことが大切です。
普段からPart 5の対策をして問題形式に慣れておけば、解答速度を早めることができますよ。

Part 6での時間の使い方

Part 6では、10〜15分間で全16問を解くようにしましょう。平均すると、1問につき約37〜56秒です。
上級者であれば、10分での完答を目指しましょう。ここで10分以上消費すると、より難易度の高いPart 7に割ける時間が減ってしまいます。

Part 6を速く解くコツは、きちんと全文に目を通すことです。
「空白の前後だけを見れば答えがわかる」というテクニックが巷にはありますが、前後だけ見てもかえって混乱してしまう場合が多いです。
「急がば回れ」という言葉のとおり、きちんと全文の流れを把握するほうが、速く答えを導き出すことができます。

Part 7での時間の使い方

Part 7では、50〜55分間で全54問を解くようにしましょう。平均すると、1問につき約56〜61秒です。

Part 7はリーディングの中で最も難易度が高いパートです。そのため、完答を目指すなら最低でも50分は確保する必要があります。
逆に初心者の場合なら、後半の問題は解かずに前半の比較的易しい問題だけに集中する、という手を使うこともできます。

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まとめ

今回は、TOEICでの効率的な時間の使い方を紹介しました。ぜひ実践して、より素早く問題を解けるようにし、スコアアップを目指してください!

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