【TOEIC】大学生は何点を目指すべき?ケース別の目標にすべきスコアを解説します!

大学生のみなさんの中には、就活や進学、単位取得などのためにTOEICを受ける予定がある方も多いと思います。

しかし、TOEICを受けるのはいいものの、自分は何点を目指せばいいのか、目標をうまく決められない人も多いのではないのでしょうか?

そこで今回は、TOEICの各スコアが示す英語力の目安や、大学生の平均点とともに、ケース別の目標にすべきスコアを紹介します!

目次

各スコア帯が示す英語力の目安

まずは、TOEICの各スコアを持っていればどのくらいの英語力を示すことができるのかについて解説します。自分が持ちたいと思っている英語力のイメージがある場合は、この目安をもとに目標スコアを決めるといいでしょう。

ここでは、700点台、800点台、900点台の3つのスコア帯に絞って解説します。

700点台の場合

TOEIC700点台は、日常生活上でコミュニケーションに困ることはない英語力を持っているとみなされることが多いです。就活でもアピールになることがかなり多くなります。

具体的には、以下のようなスキルを持っていることが多いです。

  • 日常会話で、推測力を使いながら内容を理解できる
  • ビジネス会話で、推測力を使いながら内容をほぼ理解できる
  • 基本的な英文を読んで理解できる
  • メールやレポート、文書などを読んで理解できる

800点台の場合

TOEIC800点台は、日常会話上でかなりスムーズにコミュニケーションをとることができ、またそのために必要な語彙も十分備わっています。

具体的には、以下のようなスキルを持っていることが多いです。

  • 日常会話で、ほぼ完璧に内容を理解できる
  • ビジネス会話で、話の趣旨や詳細を理解できる
  • ビジネス資料を読んでほぼ理解できる
  • 洋書や英字新聞などを、推測力を使いながら読める

900点台の場合

TOEIC900点台は、英語母語話者ほどではないものの、日常会話では、リスニング、リーディングともにほぼ支障なく行うことができます。また、語彙も1万語以上はあるでしょう。

具体的には、以下のようなスキルを持っていることが多いです。

  • 日常会話は問題なくできる
  • ビジネス会話で、内容を理解できる
  • 単語や文法を正確に使える
  • 専門外の話題でも内容を理解し、適切に意見が言える

大学生のTOEIC平均スコアは?

大学生のTOEIC平均スコアは600点前後

以下は、過去3年の大学生のTOEIC平均スコアです。「他の大学生よりも頭一つ抜けたスコアを取りたい」という気持ちがある方は、これを目標スコアを設定する際の参考にするといいでしょう。

2019年は567点、2020年は607点、2021年は587点でした。このことから、大学生の平均点はだいたい600点と言えます。

ちなみに、社会人の平均点は大学生より30点ほど高く、TOEIC全受験者の平均点は大学生より20点ほど高い傾向があります。

学年別の平均スコア

次に、大学生の学年別平均スコアを見てみましょう。以下は、2021年のデータです。

出典:TOEIC Program DATA & ANALYSIS 2022

1年生は563点、2年生は582点、3年生は594点、4年生は609点となっています。学年が上がるにつれて平均スコアも上がっています。

これは4年生に近づくほど、就活に備えてTOEICの勉強をする学生が増えるからだと言えます。

ケース別 目標にすべきTOEICスコア

TOEICを就職や進学などの何かしらの目的のために利用する場合は、その目的によって目標にすべきスコアが変わってきます。

ここからは、目的を4つのケースに分けて、それぞれのケースで目標にすべきスコアを紹介します。

就職で利用する場合

大学生が TOEICを受験する場合、就職活動の一環として受けるのがほとんどだと思います。履歴書やエントリーシートなどにTOEICスコアを記載すれば、自分の英語力の証明として大きなアピールになることが多いからです。

一般的に、就活で役立たせるために必要な最低限のTOEICスコアは600点とれています。どんな企業に応募する場合でも、応募書類に記載したいならば600点以上は取得しておくようにしましょう。逆に言うと、600点未満のスコアであれば記載する必要はまずありません。

600点は「基礎的な英語力が備わっており、日常会話を英語でできる」という程度の能力を示すことができます。

ただし、大手企業では700〜800点以上、英語を頻繁に使用するグローバル企業や外資系企業では800〜900点以上という応募要件があることが多いです。

このように、目指す業種・企業によって目標にすべきスコアが変わるので、企業の応募要件はきちんと調べておくといいでしょう。

交換留学および奨学金申請で利用する場合

交換留学や奨学金の申請をする場合、TOEICスコアは600〜700点が要件になることが多いです。ただし、自分が申請するものにTOEICスコアが要件としてあるかどうかはきちんと確認しておきましょう。

また交換留学の場合、TOEICでなく、TOEFLやIELTSでのスコアが要件となっている場合もあるので気を付けましょう。

自費留学およびワーキングホリデーで利用する場合

自費留学やワーキングホリデーの場合、申請の際にTOEICスコアが要件になることはまずありません。

しかし、滞在先の日常生活で困らないくらいの英語力を身に付けるという意味で、渡航前に600点ほどは取得しておくとよいでしょう。

また、渡航の前と後にTOEICを受験すれば、どれだけ英語力が伸びたかを数字で可視化することができます。

渡航後には700点を取得できるようにしておけば、留学やワーキングホリデーで得た英語力をその後の就職・進学などに活かすことができるでしょう。

進学で利用する場合

国内の大学の入学試験では、TOEICスコアが「出願資格」や「合否判定の基準」、「英語試験免除」のために活用できることがあります。

例えば、青山学院大学国際政治経済学部の一般入試では、TOEICスコア560点以上が出願資格とされています。

また、立命館大学経営学部のAO入試では、TOEICスコア650点以上が出願資格、判定優遇・合否参考としています。

大学や学部によって必要なスコアは異なるので、最新の募集要項を確認して目標スコアを定めるといいでしょう。

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まとめ

今回は、TOEICの各スコアが示す英語力の目安や、大学生の平均点、ケース別の目標にすべきスコアについて解説しました。

TOEICで高得点を取得しておけば、就職活動だけでなく、留学や進学など、さまざまな場面で活用することができます。

比較的時間に余裕のある大学生だからこそ、英語を習慣的に勉強し、TOEICで高スコアを取得するようにしましょう!

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